AZR60G VOXY 朝一エンジンが掛かりにくい!
2016年9月27日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
平成18年1月登録 トヨタ VOXYヴォクシー AZR60G 8万2千キロ走行
「朝一番 30秒位クランキングしないと、エンジンが掛からない!」
と言う症状でのご入庫です。
一度エンジンが掛かってしまえば調子は良くなってしまう とのことで、来店された時には
すこぶる快調にエンジンは回っていました。
お預かりにして、翌日の朝クランキングしてみると、お客様の言われるようにエンジンが
掛かりません!!
プラグの火花を見てみると、元気に飛んでいました。 霧吹きでガソリンを吹くとエンジン
が掛かりましたので、燃料系統が怪しいと仮説がたちます。
燃料ポンプが動いていないのか? と作動音を聞いてみると 「ウィーーーーン」 と
作動音がありますので、ポンプは作動していることが解ります。
念のために、燃料タンクからフューエルポンプを外してみると、
フィルターが黒いススでビッシリでした。
原因はこれですね!!
ポンプを単体点検してみますと、ほとんど吸えていない状態です。
フィルターとポンプを交換したら、朝一 一発でエンジンが掛かる様になりました。
この車は、直噴エンジンで、エンジンに高圧用の機械式燃料ポンプが付いているので
一度かかれば、普通にエンジンが動いてしまう様です。
高圧用なので、パワーも狭路yく何でしょうね・・・
あともう一つ、フィルターに詰まった黒いススはどこから来たのか? です。
タンクの中を見てみますと、そんなに汚れていません。
インテークの中が凄く汚れていましたので、このあたりのススが入ったものと思われます。
MG22S モコ O2センサー交換
2016年9月24日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 奥林です。
平成20年式 MG22S 日産 モコ 59000km走行
メーターのインジケーターに、オレンジ色のチェックランプ点灯
OBDⅡ機器にてコードを調べたところ、O2センサーの故障と判明
O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を測定している電子部品です。
このセンサーが故障すると、燃焼後の酸素濃度を測ることで最適噴射量
を測定するフィードバック制御が出来なくなります。
すぐにエンジン不調になる事は有りませんが、最適な燃焼でないために
回転がラフになったり、燃費が悪化する可能性があります。
このセンサー、どのメーカーであっても経年変化で内部断線する様です。
新品に交換して無事チェックランプも消えました。
(高熱になるエキゾーストマニホルドに取り付けられていますので、
焼き付いているために、通常工具では外せないと思います。
DIYは難しいかもしれません。専用ソケットが必要です)
ホリデー車検岡崎上和田
ZGE20W アイシス 車検制度で命拾い
2016年9月23日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
ZGE20W H21年式 アイシス 14万キロ 車検でご入庫のお車。
タイヤの溝がほとんどない状態でした。
車検の満了日が、あと一か月先だったらと思うと ゾっとします!
タイヤの横を見てみると 「 AIR OK? 」
と文字がありましたが、やはり空気圧の点検と一緒に、タイヤの溝の点検も
チェックをしたいですね。
タイヤの溝は、4mmをきると アメの日にスリップしやすくなります。
(自動車学校で習った、ハイドロプレーニング現象は本当に怖いですヨ)
今の道路は、道が良くなっていますので高速道路でなくても普通に70-80km/hまで
簡単にスピードが出てしまいます。
溝が少なくなったタイヤは本当に危険です!
早めの交換がお勧めです。
突然、ハンドルが効かなくなる。 ブレーキが利かなくなる 恐怖・・・・
想像できますか?
車内の臭い ニオイ
2016年9月23日 カテゴリー:くるまの元気屋
メカニック 山口です。
車内の臭いの原因を効果的なクリーン対策で撃退!
まず初めに、なぜ車内が臭くなるのか?
食べ物 汗 たばこ ペット等が原因です。
これを消すための方法を紹介します。
① シートや天井を、固く絞ったタオルで拭きます
② 足マットを洗って 天日干しをし、乾燥させます。 (良く晴れた日に丸一日)
③ 全部のドアを開けて、数時間置き、車内が乾いたら完成です。
ニオイの原因は、雑菌です。
繁殖する前に、こまめな清掃で衛生に保つことです。
太陽に当てる 紫外線を浴びる
のは、やはり自宅の洗濯物と同じで効果が高いですね。。
また、内気循環モードでエアコンを使い続けるのも換気がされないので
お勧めできません。
使い分けが必要です。
※ 消臭スプレーもいいですが、使いずぎに注意してください。
消臭スプレーの匂いで気分が悪くなることもあります。
ホリデー車検岡崎
最近タイヤのパンクは減ったけれど・・・
2016年9月13日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
本日は、ダイハツ テリオスキッド のお客様
お隣のピアゴ上和田店から男性のお客様が、 「パンクの修理は出来るのか?」
とご来店されました。
この車、普段は奥様が乗れれているそうで、たまたま休日に乗ったご主人が
パンクに気づかれてのご来店です。
道路が良くなって、めっきりタイヤのパンクが減りました。
弊社においても、以前なら週に何度もパンク依頼があったものですが
昨今では、一か月に一度あるかないか・・・
それだけに、パンクしていても気が付かない事が多くなりました。
またセルフスタンドばかりになり、空気圧を見てもらう習慣が無くなったのも
要因と考えられます。
パンクを放置すると、修理が効かなくてタイヤ交換になります。
定期的なチェックが必要ですね。
ACU25W クルーガー パワステラインパイプの破損
2016年9月5日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
H17年 の トヨタ クルーガー ACU25W 22万4千キロ のお車
「ハンドルを回すと、ギュンギュンを変な音がする!」
と言うことで入庫されたお車です。
車をリフトアップしてみますと、パワステラインのパイプが破損していました。
パワステホースから漏れていることはありますが、走行距離を沢山乗ったため
パイプが振動等の経年劣化で割れることがあります。
最近お車には、電動式パワーステアリングが増えてきましたが、パワステオイル
も定期的な交換をお勧めします。
パワーステアリングオイルが劣化すると、オイルが泡立つことがあり、泡立って
空気を噛んだ状態になると油圧が充分に伝わらないだけでなく、潤滑不良
にもなります。
高額なオイルではありませんので、定期的交換がお勧めです。
冷却水交換には、純水を使う
2016年8月31日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
最近車は、冷却水交換のスパンが長くなりました。
10年前ならば、車検ごとの交換スパンでしたが、現在では
初回交換が7年目、次回からは4年ごとの交換スパンになっています。
これは、エンジンとラジエター周りの性能が上がったおかげです。
冷却水交換は、水で希釈して使用しますが、この希釈の時に使う水
取扱説明書には、「水道水」で良いとあります。
しかし水道水には、カルキとミネラルとか色々な物質が入っていて
少しでも、高性能の冷却水を性能のまま利用いただくために
弊社では、 【希釈に純水】 を使用しています。
ちょっとした こだわりです。
H26年 ワゴンR 「なかなかアイドリングストップしない」
2016年8月31日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です
今、ほとんどの新車に アイドリングストップが付いていると思いますが、
それに伴い、バッテリーが大きく変わりました。
以前は 40B19 とか 55B24 の様な型番でしたが
現在では、 M-42 とか Q-55 と言う表記にかわしました。
表記が変わったということは、性能が変わったということです。
弊社のバッテリー充電器は長い間使っていたものですが、今から5年ほど前
アイドリングストップバッテリーに対応するために新規格の充電器に変えました。
従来型の充電器ではマックスまで充電できません。
今回のワゴンRのお客様も、充電して取り付けたところ、見事にアイドリングストップ
するようになりました。
最近アイドリングストップをなかなかしない・・・ と言う方は(2年以内)
バッテリー交換する前に、専用充電器のあるお店で充電されるとよいと思います。
L150S ムーブ 前からの「カタカタ音」
2016年8月31日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
平成17年式 L150S ダイハツムーブ
「足回りからすごい音がする!」 と言うことで入庫されました。
リフトアップして点検してみますと、運転席側のドライブシャフトブーツが破れていました。
当店では、ドライブシャフトから音が出てしまった場合、「リビルト品」 での交換をお勧めしています。
外側のユニバーサルジョイントだけでも交換は出来ますが、アッセンブリーで交換してもさほど
価格は変わりません。
内側のブーツも自動的に新品になりますので、後々考えるとリーズナブルです。
でも、一番おお勧めはブーツが破れる前の交換が、最もお値打ちになります。
「まだあとでいいよ・・・」 と言わず、早めに交換をしましょう。
※ リビルト品とは、消耗する部分だけを新品交換したリサイクル品です。
性能もそん色ありませんし、価格は安い。 そしてエコだと思います
MG22S モコ ドアが開かない!
2016年8月31日 カテゴリー:くるまの元気屋
整備士 の 野田です。
平成20年式 日産 モコ
「リヤドアが開かない!」 とのことでが来店されました。
ドアの内貼りを外して点検してみると、ドアハンドル内側のアームにあたる部品が
折れていました。
(写真右下の部分が折れて無くなっている様子が分かるでしょうか?)
弊社でも、多数あるトラブルです。
年式 車種によっては、メーカーの対策で保証修理が出りるものもありますが
残念ながら、今回のお客様のお車は対象外となり、有償修理となりました。