PP1 ビートのエアクリーナー不良とプラグ頭折損
2016年8月7日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 高橋です。
平成5年式 ホンダ ビート E-PP1 8万キロ走行車
ビートの車検入庫がりました。
エンジンが 「かぶり気味」 と言う話でしたので、エアクリーナーBOXを取ると
エアクリーナーが付いていません!
よく見たら、エアダクト先端に、社外品の毒キノコ タイプエアクリーナーが付いていました。
でもスポンジが劣化してボロボロです。
折角の3連スロットルもダストで真っ黒・・・
社外品のスポンジタイプエアクリーナーは、ボロボロに劣化するので定期交換
が必要です。
★
次にスパークプラグを見たら、2番のプラグの頭が無くなっていました
(写真の一番左のプラグです)
エンジンに特に異常はないそうなので、燃えて社外に排出されたのでしょう。
最近他の車でも、一本頭が無い車がありました。
高回転型エンジンによる、プラグへのストレスが原因とも考えられますが
おそらくは、プラグが緩んでしまったことで、エンジン振動が増幅され
プラグの頭が折損したのではないかと考えられます。
(この車でも、プラグが緩んでいました!)
最初の、 「エンジンがかぶり気味」 をいうお客様の声は
プラグ折損により、火花が充分に飛ばないのが原因でよいでしょう。
ホリデー車検岡崎上和田 車の元気屋