青色電球に変えると車検に通らない!
2016年10月15日 カテゴリー:くるまの元気屋
自動車検査員 クロヤナギです。
先日入庫された、ハーレーのバイク車検において、ヘッドライトの光量不足による
車検不合格 というお客様が居ました。
自分で整備が出来るお客様です。
そんなお客様だからこそカスタムしたい気持ちは良く理解できます。
ですが、自動車のディスチャージヘッドライトの様な光の色にするために
電球のガラスに青色着色したハロゲンランプに交換されますと、元々の光源明るさを
青色ガラスで減衰してしまうために光量不足で車検に通らないことがあるのです。
明るくなった! と思うのは目の錯覚で、 減衰した光源の熱がガラスに貯まるため
と思われますが、電球も寿命が短いという感覚があります。
ライトの色は 「白」 でないと車検に合格しませんが、電球が青色で点灯状態が白色
ならば車検には 「色」 の点では合格です。
しかし光量に関しては、車検対応と唄われていても、車種によっては車検に通りません。
ヘッドライトの向き調整をどれだけしても、最高で90hcd 明るさが出ず不合格だった
ものが、ノーマルタイプのハロゲンランプに交換した後は 226hcd の明るさが出て
実に2.5倍になりました。
ヘッドライトの交換には注意が必要です。
ホリデー車検岡崎上和田