オイルシールを保護する効果も・・・
2016年12月8日 カテゴリー:くるまの元気屋
H9年式 ST215 トヨタ カルディナ 110600km走行
オイル漏れの依頼がありました。
3S-GTエンジンですので、タイミングベルトのあるお車です。
タイミングベルト交換と合わせてタイミングベルトカバーを開けてみると
ベルトもプーリーも、ビッシリとオイルで濡れていました。
タイミングベルトはゴム製品なので、断油しなければならない場所です。
タイミングベルト交換と同時に、カムシャフトオイルシールとクランクオイルシール
を同時交換させて頂きました。
タイミングベルト交換作業時には、ここまでオイルシールが痛んでオイル漏れ
になるケースはまれです。
ベストは常にセット交換ですが、オイルシールが早く悪くなる原因は
ズバリ エンジンオイルの交換を怠っていたから! です
エンジンオイルは、金属同士が摩擦で壊れないようにする他に様々な
働きをしていますが、オイルシールを傷めない効果もある のです。
整備士 野田
あとがき・・・
3S-GT 型エンジン エンジンらしくて好きです!!