ファンベルト交換を迷っている方に
2017年9月12日 カテゴリー:くるまの元気屋
H25/7登録 39000km走行 MK32S suzuki スペーシア
お車の前を少しぶつけたお客様の入庫でした。
外見からすると、少しバンパーがつぶれているくらいの損傷だったのですが
エンジンを始動すると、すごい音がしてエンジンチェックランプが
点灯しています。
点検してみますと、ホーンのステーとACのパイプが押されて
ファンベルトにあたった状態で、ほつれたファンベルトが
オイルコントロールバルブのコネクター部分を破損していました。
「OCVバルブ」
エンジンハーネス側のコネクターが単体では部品が出ないので
今回はかなりの出費となってしまいました。
最近のファンベルトは無理して使用続けると、半分だけほつれて
何とか走行はできる様な仕様になっています。
ところが、今回のケースのように二次的に車を壊すこともあり
早め早めの交換が、もっともリーズナブルで安心です
自動車検査員 高橋