ZC72S スイフト ゆっくり加速するとエンジンが息つく
2016年7月30日 カテゴリー:ホリデー車検
自動車整備士 野田です。
平成25年9月 スズキ スイフト ZC72S K12Bエンジン 17500km
デュアルジェットエンジンのスイフトです。
エコ運転をしていて、アクセルと踏むか踏まないかのゆっくりした加速を行うと
エンジンが 「息をつく」 または 「シャクル」 「揺れる」 ような症状が出ます。
始めは、エンジン不具合と言うほどでもなかったのですが、やはりおかしいという事で
点検入庫しました。
まずは、エンジ内部が希薄燃焼でカーボン汚れをしているかもしれないと
「カーボン洗浄剤」を燃料に入れてみました。
( 添加剤など入れないほうが良いと思うのですが、最近の車では新車ディーラーでさえ
定期的にお勧めしている商品です。 それだけ必要と言うこと )
しばらく乗っても改善が見られず、CVTかもしれないと思いましたが
もしやと思い、スズキの最新エンジンプログラムを確認すると、
そのような症状が良く出るとのことで、対策プログラムが出ていました。
コンピューターテスターをつないで、ネットから最新版をダウンロードし
プログラム更新しました。
しばらく試運転してみると、
100%と言うほどでもありませんが、ほぼ治りました。
このくらいは許容範囲と私も思います。
制御だったんですね。最初からプログラムを疑うべきでした。
少し遠回りした。
ホリデー車検岡崎上和田